このページではおすすめの単語帳を紹介します。
記事の後半では効果的な単語の暗記の仕方について触れています。
是非、参考にしてください。
おすすめ単語帳
レベル別に説明します。
基礎〜標準レベル
基本を固めたい人はこれ!
1. 覚え方のコツがわかる 世界一覚えやすい英単語1000(KADOKAWA)
この単語帳の最大の “売り” は〈覚え方〉が書いてあることです。
これを使えばかなり楽に単語を覚えることができます。
旧世代の単語帳を使い、覚えられないと嘆いているみなさんにおすすめしたい単語帳です。
標準〜難関大レベル
標準から難関大レベルの人はこれ!
1. 駿台受験シリーズ システム英単語(駿台文庫)
それぞれの単語を〈短いフレーズ〉で覚えるのが売りです。
1つ注意点があります。
後半の単語(標準〜難レベル)はそのままではかなり覚えづらいです。
何度やっても覚えられないようなら、辞書を引き、〈語源〉や〈原義からの派生〉など、覚えるためのヒントを書き足してください。
2. 東京大学受験指導専門塾 鉄緑会 東大英単語熟語 鉄壁(角川学芸出版)
やはり「東大」とか「鉄壁」という、強そうなキーワードが受けているのでしょうか(笑)
この本の特徴は、〈語源〉を積極的に取り入れていることです。
また、それぞれの単語の派生形を並べて紹介しているので、語のイメージが作りやすいです。
英作文で必要となる語感の違いなども説明しています。
ただし、「単語→訳→例文」となっている部分も多いので、覚えられないときは辞書を引き〈語源〉や〈原義からの派生〉など、覚えるためのヒントを書き足してください。
効率的な単語の覚え方
このセクションでは効率的な単語の暗記の仕方について触れます。
ほんの少しの変化なのですが、長い目で見れば大きな時間の節約につながるでしょう。
従来の単語の暗記の仕方
従来の暗記は「英語」と「日本語」をつなげることでした。
“conflict” → 「争い・紛争」
覚えられるまで何回も繰り返し、だめなら、書いたり、声に出したりして覚え直す。
それでもだめなら時間を空けて繰り返す。
それでもだめなら・・・絶望する(苦笑)
今も昔も単語の暗記は、ある種の修行のようなものだと考えられています。
新しい単語の暗記の仕方
少しずつ時代が進み、新しい技術が導入されるようになってきました。
次世代の単語の暗記は、覚えるための〈補助手段を導入する〉方向に向かいつつあります。
先程の conflict なら、
“con”「共に」+ “flict”「衝突する」
→「共に衝突する」
→「対立する・矛盾する」
などと〈語源〉を活用すれば、かなり楽に覚えられます。
現在使っている単語帳に〈覚えるための補助手段〉が載っていない場合は、辞書を引き、書き足してください。
一見、遠回りのように見えますが、最終的には時間の短縮に繋がります。