

まずは〈公式〉を確認しよう!
公式
「財布を盗まれる」
have(V) one’s wallet(O) stolen(p.p.)
今回は「被害」の “have” と “get” の違いを確認しましょう。
have O p.p. 「(犯罪・被害などによる被害を表して)O(自分の物)を〜される」
(例) I had(V) my house(O) badly damaged(p.p.) by the typhoon.
「私の家は台風でひどい被害を受けました」
→ My house were badly damaged.(受け身の関係)が成り立ちます。
get O p.p. 「(Sに何らかの責任がある場合に)O(自分の物・体の一部)を〜される」
(例)I got(V) my bag(O) caught(p.p.) in the train doors as they were closing.
「電車の扉が閉まる時に私はカバンを挟まれた」
→ My bag was caught.(受け身の関係)が成り立ちます。



have は「(犯罪・被害の)状況を(すでに)持っている」 →「〜に巻き込まれる」
get は「(自らの意志で)〜を手に入れる」→「(結果として)〜される」の意味を含みます。



次に〈語句〉を確認しよう!
語句 その1
「パリに到着する」
arrive in Paris
今回の問題文のように自分がその場面にいて、臨場感(=立体感)が感じられる場合、”× arrive at Paris” は不可です。
arrive “at” は地図上の点を指しながら話をするような場合に使います。
arrive “in” は 場面が頭に浮かび、臨場感(=空間)が感じられる場合に使います。立体感が感じられるときは “in” を使います。
語句 その2
「〜するとすぐに」
① as soon as SVO
② shortly after SVO
③ on[upon] (one’s) arrival
④ on -ing
“the moment / the minute / the instant SVO” だと 間髪を入れずに というニュアンスが強くなるので △ です。
語句 その3
「財布」
one’s wallet
“purse” はアメリカ英語では「女性用ハンドバッグ」の意味です。
イギリス英語では「(女性がハンドバッグに入れている)小銭入れ」の意味になります。



解答例を確認しよう!
I had my wallet stolen as soon as I arrived in Paris two days ago.
“had my wallet stolen” は被害を受けた人が主語になります。
“× I(S) had stolen(V) my wallet(O).” だと「私は(自分で)自分の財布を盗んだ」という意味になります。
“I got(V) my wallet(O) stolen(p.p.).” は不可です。
→ 「自らの行動せいで〜される」という場合に “get” を用います。
→ 今回の問題文のように「他人によって被害を受ける場合」は “have” を用います。
My wallet was stolen on arrival in Paris two days ago.
“on[upon] (one’s) arrival” は「到着時に・着くとすぐに・着き次第」の意味です。
→ “× at (one’s) arrival” とは言わないことに注意しましょう。
“S was stolen” は 盗まれた物 が主語になります。



次、行ってみよう!