英作文演習

英作文演習 1-2

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1-2 感覚・認識の表現

ここでは「感覚・認識の表現」の演習を行います。

以下の問題に挑戦してみましょう!

感覚・認識の表現

問 以下の日本文を英訳してください。

4. 私は留学するかどうかを昨夜、両親と話し合った。

5. どうしたの?顔色が悪いよ。

6. あなたは名前を呼ばれたのに聞こえなかったのですか。

7. 私たちは世界で毎日1万人くらいの子供たちが餓死していると聞いて驚いた。

 

 

 

解答・解説(その4)

4. 私は留学するかどうかを昨夜、両親と話し合った。

 

公式

物事 について と話をする」① talk with[to] about 物事
② discuss 物事 with

“discuss ~”「〜について話をする・議論する」は他動詞なので、”× discuss about ~ ” は不可です。

 

語句

「留学する」① study abroad
① study overseas
外国で勉強する」
② go abroad to study
② go overseas to study
勉強するために海外へ行く」
③ study in a foreign country
「外国で勉強する」

① “abroad” は副詞で「海外で・海外に・外国へ・外国で」の意味。

① “overseas” は副詞で「海外で・海外に・外国へ・外国で」の意味ですが、”abroad” より遠方での長期滞在を指すことが多いです。

「〜するかどうか」whether SVO

“whether SVO” は「① 主語  ② 他動詞の目的語  ③ 補語  ④ 前置詞の目的語」の位置に置けますが、”if SVO” は 「他動詞の目的語」の位置にしか置けません。

→ 最初の解答例は “about” の目的語になっているので “if SVO” との交換は不可です。

 

解答例

・ Last night I talked with my parents about whether I would[should] study abroad[overseas].

“公式 ① talk with[to] about 物事” 「物事 について と話をする」を使いました。
“whether to do ~” 「〜すべきかどうか」を使い

whether to study abroad[overseas]”
whether to go abroad[overseas] to study”

の形も可です。

・ Yesterday evening I discussed with my parents whether I would[should] study abroad[overseas].

“公式② discuss 物事 with ” 「物事 について と話をする」の変化形を使いました。

→ 今回は、物事 に該当する “whether 節” が長いので、後ろに持っていきました。

 

 

解答・解説(その5)

5. どうしたの?顔色が悪いよ。

 

公式

「(様子・外見などが)〜に見える」look C

look の用法を整理しましょう。

look C(形容詞)「C に見える」
look like O(名詞)「O のように見える」
look as if SVO
look like SVO
「〜しそうだ・〜らしい」

 

語句

「どうしたの?」① What’s wrong?
② What’s the matter?
③ Is something wrong?

“What’s wrong with you?” は「(こんなヘマをするなんて)あなたは一体どうしたの?」と言う相手への非難を表します。

 

「(顔色が)悪い・青ざめた」pale

「(顔色が)真っ青になる・青ざめる」は “turn[go, grow] pale” と言います。

 

解答例

・ What’s wrong? You look pale.

 

What’s the matter? Your face has lost its color.

昔起こった出来事の影響が現在も続く場合」は現在完了形 “have p.p.” を使います。
“color” には「(良い)顔色・血色」の意味があります。

The color drained from her face.
「彼女の顔から生気が失われた」

→ “drain from ~”「(顔・頬)から(色が)失せる」

・Is something wrong? You are (as) white as a sheet.

(as) white as a sheet” は「(恐怖・病気などで)顔が真っ青で」の意味です。

 

 

解答・解説(その6)

6. あなたは名前を呼ばれたのに聞こえなかったのですか。

 

公式

「Oが〜されるのが聞こえる」hear O -ing

知覚動詞 hear を学ぶ

知覚動詞 hear の使い方を確認しましょう。

① hear O do –「Oが〜するのが聞こえる」
→ “O do ~” の間に「Oが〜する」の関係が成り立つ
② hear O -ing「Oが〜しているのが聞こえる」
→ “O -ing” の間に「Oが〜している」の関係が成り立つ
③ hear O p.p.「Oが〜されるのが聞こえる」
→ “O p.p.” の間に「Oが〜される」の関係が成り立つ

 

 

解答例

Didn’t you hear your name called?

今回は「〜が聞こえましたか」ではなく「〜が聞こえなかったのですか」となっているので 否定疑問文 にする。

・ They called your name.  Didn’t you hear?

2文に分けて表現するとこうなります。

Weren’t you able to hear your name called?

“Weren’t you able to ~?” や “Couldn’t you ~?” は「周りがうるさくて聞くことができなかったの?」(能力)という場合に使います。

 

解答・解説(その7)

7. 私たちは世界で毎日1万人くらいの子供たちが餓死していると聞いて驚いた。

 

公式

「〜と聞いて驚いた」① be surprised to hear that SVO
② be shocked when we heard that SVO
③ It surprised me to hear that SVO

 

 

語句

「1万人ぐらいの子供たち」① about ten thousand children
② some 10,000 children

“hundred”, “thousand”, “million” は 数詞または数量形容詞を伴うときは “-s” をつけません。

(例) two hundred「200」・several thousand「数千」

 

「世界で・世界中で」① all over the world
② around the world
③ throughout the world
④ in the world

英作文頻出の表現です

 

「餓死する」① starve to death
② die of starvation

① “starve to death”「餓死する」を分解すると、

“starve”「飢える」+ “to death” 「死に到達する」となります。
② “die of ~”「(内的要因)で死ぬ」・starvation 「餓死・飢饉(ききん → 不作で食べ物が不足すること)」

 

解答例

・ We were surprised to hear that about ten thousand children starve to death all over the world every day.

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be surprised to hear that SVO” で「〜と聞いて驚いた」の意味です。
all over the world” で「世界で・世界中で」の意味です。
問題文に合わせて “be starving to death” と進行形で書くと「餓死している」(現在の状態)という意味になります。

ここでは、”every day” という副詞句に呼応させて、動作動詞の現在形(→ 習慣)で表現します。
場所の副詞時の副詞 を並べる時のルール】

場所の副詞 → 時の副詞 の順(時の副詞 が最後)と覚えておこう!
“every day” の綴りに注意しよう!

→ “every day” は副詞で「毎日」の意味です。

→ “everyday” は形容詞で「毎日の・日々の」の意味です。
(例)one’s everyday clothes 「普段着」

・ We were shocked when we heard that worldwide some 10,000 children die of starvation every day.

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be shocked when SVO” で「〜と聞いて驚いた」の意味です。
worldwide” は「世界中で」という意味の 副詞 です。
die of ~” で「(内的要因)で死ぬ」の意味です。